『虫たちの午後』 読者のコメント

私の二人の友人が虫について画と言葉で語り合っている
なんと優雅な友情のかたちだろう

ピエール・バルー(音楽家、世界散歩人)

「私」ということに 留まるのではなく、
もっとずっと大きなーー、もっとずっと小さなーー
世界を埋めつくしている、ありとあらゆるものたちに
心をふるわせること。
それは、世界を愛しいものにかえ、すべてを 尊いものにかえる。
戸惑うことなく「私」という確かな瞳と心を開け放てば
そこに広がるのは 
神の目に映る 風景なのだろうと思えた。
私が「私」として立っている意味は、
そこにこそある。
なんと美しい方程式
ここにあるのは、命(喜び)の形。

中嶋朋子(女優)

哲学者の風貌を持ち、カタローニアを愛するマルチアーティストの谷口さんの詩は、
ものごとの本質を、生きものたちに託して、語りかけている。

福原義春(資生堂名誉会長)

谷口江里也さんの本を開くと、いつも数行で文中の風景の中に立つ自分がいます。
スーッと脳の緊張が解けて、「もっとお話し聞かせてっ」と、せがむ子供のような気持ちになり、
仙人のような俯瞰した視点に心地良さを感じます。
そして近視眼的になりがちな自分を反省してみたりして……

野又 穫(画家)

谷口江里也のポエトリー三部作は
自然が多く残っている伊豆高原に住むものにとって
とても親しみやすいものです。
キャラクターとしてはダンベル虫が気にいってますがキッチン虫もいいキャラです。
『鳥たちの夜』は論理的な語り部がいいキャラです。
楽しめます。

谷川晃一(画家)